さよなら私のクラマー3話の評価とネタバレ
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ここでは四月は君の嘘の著者「新川直司」先生の新連載「さよなら私のクラマー」の3話を紹介します。
3話の主人公は希です。
「さよなら私のフットボール」から読んでいる人は必読の第3話です!
さよなら私のクラマー3話のネタバレ
日本一のチーム久乃木学園との練習試合。
蕨西南(わらびせいなん)高校は、相手のパス回しのサッカーになんとかついていきますが、相手のエース井藤が本領を発揮し始めます。
結局、0対7で前半を終えます。
深津監督と能見コーチが話をしています。
能見コーチは、この試合はボコボコにされることが目的だと言いますが、深津監督は興味がなさそうです。
能見コーチが「深津監督は女子サッカーに興味なさそうですね」と聞くと、悪びれるそびれもなく「ああ興味ないね」と言ってのけます。
さらに深津監督はいいます。
「女子サッカーに未来はあるのか?」
かつて世界王者となった日本女子サッカーですが、日本の女子サッカーの取り巻く環境は決して良いものではありません。
プロになっても大して稼ぐことは出来ません。
子供たちに「プロを目指せ」と自身を持って言うことが出来ません。
この中からスーパースターが現れても、環境は変わらないのは明白です。
だからこそ、深津監督は言ったのです。
「女子サッカーに未来はあるのか?」と。
前半を終えてボロボロになって戻ってきた選手たち。
あまりの実力差に意気消沈している雰囲気の中、一人だけ元気な選手がいます。
恩田希です。
希は女子サッカーに来て、正解だと思いました。
中学生の頃、希は男子サッカー部員にまじって練習をしていました。
試合に出ることは出来ないため、練習にだけ参加していました。
高校でも同じように男子サッカー部員に混じって練習をするつもりでした。
ですが、鮫島監督から女子サッカーにいけとアドバイスされます。
鮫島監督は希に可能性を感じていました。
希ならもう一度、日本女子サッカーを世界一にすることが出来る。
そう思っていたのです。
後半、希は曽志崎にパスを自分にまわすように指示します。
希も実力差は感じていましたが、だからこそどこまで通用するのかを試したいと思っていました。
中盤で曽志崎が相手のパスをカットし、希へパス。
希はドリブルで二人かわし、左サイドからアウトサイドキックでゴール前にいる白鳥へ。
どフリーの白鳥はシュートを打ちますが、キーパー真正面で得点にはなりませんでした。
得点にはなりませんでしたが、佐和がなんだか嬉しそうです。
「ノンちゃんがね、ギラギラしてきたんです」
さよなら私のクラマー3話の感想
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今回は希の回でしたね!
さよふとファンには必見の回でした!
希が過去を回想するシーンがあったのですが、さよふとの新人戦1回戦以降、
やっぱり鮫島監督は希をずっと使わなかったようです。。。
ですが、鮫島監督は決して希が男に負けているから使わなかったのではなく、危険だから使わなかったようですね。
その証拠に希なら女子サッカーを日本一できると言ってくれました。
希のアウトサイドキックのパスも最高だったのですが、ゴール前にいたのが白鳥なのがダメでした。笑
白鳥のキャラがイマイチまだ分かっていないのですが、今後、白鳥の過去のストーリーもあったりして、どんなキャラなのかがわかってくると思います。どうみてもサッカーをやりそうな子じゃないですからね。あの子。
女子サッカーに夢を感じている人と、夢を感じていない人。
3話ではその2人が登場しました。
実際に日本の女子サッカーってまだ環境が悪いのでしょうか?
日本のなでしこジャパンがワールドカップで世界一になったのが2011年。
それ以降もアジアカップでは優勝しているようですが、女子サッカーってそれでも人気がないのかなー?
確かにテレビで女子のクラブチームの試合とかは放送されてないですよね。男子はたまに見かけますけど…
ただそうだとしても監督なんだから、ちゃんと指導しろよ!って感じですけどね。
全員プロを目指しているわけじゃないだろうし。
希のおかげでようやく反撃のきざしを見せた蕨西南(わらびせいなん)高校。
0対7なので、ここから勝つのは無理でしょうが、次に繋がる1点をもぎとって欲しいですね(*^^*)
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さよなら私のクラマー2話の評価とネタバレ
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