四月は君の嘘 実写映画には批判気味の声が…
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2016年9月10日(土)から公開される映画「四月は君の嘘」ですが、実写映画化するにあたって批判の声が結構大きいです。
マンガが実写映画化されると、大抵は批判の声が上がったりしますが、「四月は君の嘘」では特に大きいです。
原因はいくつかあると思うのですが、ここでは「四月は君の嘘」を実写化するにあたって、なぜこのように批判の声が大きくなっているかについて、原因を考察してみます。
アニメが好評すぎた…
四月は君の嘘を実写化するにあたって、批判されてる一番の原因は2014年に放送されたアニメが好評すぎた事にあります。
この時、放送されたアニメは本当に素晴らしい作品で見た人全ての涙をそそる作品となりました。
引用元:www.kimiuso.jp
オープニング曲、エンディング曲、色合いなど隅々までこだわった作品で、アニメスタッフの底力を感じさせる傑作でした。
この時に監督を務めたイシグロキョウヘイさんは、テレビのインタビューで以下のように応えていました。
イシグロキョウヘイさんはインタビューの中で「実写でやるよりも元々この世に存在しない “絵” にリアリティーを与えたほうが(作品は)心に残ることが多いと僕は思っているんですよ。だからアニメを作っているんですよ」と応えていました。
原作ファンやアニメファンの誰もが共感したこの言葉。
そして、実際にアニメはこの言葉の期待を裏切らないほどの傑作でした。
だからこそ原作ファンやアニメファンは、実写化に批判しているのです。
「四月は君の嘘は、アニメだからこそ傑作となった。実写ではそれ以上のリアリティーは出ない。どうしてクオリティを下げてまで実写映画化するんだ」
こう思っているのですね。
ヒロインの宮園かをり役が広瀬すず
批判の火種の2つ目となっているのが、ヒロインの宮園かをり役を広瀬すずさんが演じることでしょう。
以下の写真を見て下さい。
広瀬すずさんは普段はショートカットですが、ウィッグを付けてロングにしています。
しかし、金髪にはしていませんね。宮園かをりは金髪です。
実写化で金髪にしたら明らかに不思議になるのは分かっているのですが、原作ファンが心配したのはこういう所でしょうね。
アニメなら金髪でも違和感ありませんが、実写では金髪は明らかに不思議です。
なので、金髪にしなかったということでしょう。
あと、広瀬すずさんは最近、何かと問題発言でネット上で叩かれていますね。
照明さんに「どうして生まれてから大人になった時に、照明さんになろうと思ったんだろう?」と発言したり、
嵐の大野くんに対して「40歳くらい?」と発言したりなどです。
こういった発言のせいもあって、ネットで批判されています。
広瀬すずさんがネットで叩かれた時の様子はコチラから!
宮園かをり役は広瀬すず!原作ファンからは批判の声が…
役者ありきの設定変更
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批判の火種の3つ目は「役者ありきの設定変更」です。
原作の「四月は君の嘘」では、主人公たちは中学3年生の14歳~15歳の設定です。
しかし、映画では高校2年生の設定に変更されています。
これは、中学生役の役者がいなかったからと言われています。
今回、メインの登場人物を演じるのは以下の4人です。
有馬公生役:山崎賢人さん(21歳)
宮園かをり役:広瀬すずさん(18歳)
澤部椿役:石井杏奈さん(18歳)
渡亮太役:中川大志さん(18歳)
年齢から見て、中学生を演じるには無理がありますね。
特に山崎さんは21歳ですから…
そのため、中学生の設定では無理なので、高校2年生の設定にしたのです。
この役者ありきの設定変更にネットでは、
「役者に合わせて年齢改変? いい加減にしろ!」
「まずキャストありきなんだなぁ。後付けの設定変更にしか見えないから実写化は嫌なんだ」
と批判の声が上がっています。
いずれも原作ファンからの声で、原作が好きであればあるほど、実写化への批判は強くなります。
実は原作では主人公たちがどこの高校に進学するのかも重要なストーリーの一部です。
どこの高校に進学するかで、恋も揺れ動くのですが、高校2年生の設定ということは、映画ではそれもカットされているということでしょう。
主要人物がカット
映画では数々のシーンがカットされることがすでに分かっています。
まず登場人物についてですが、相座武士、相座凪(なぎ)、井川絵見が映画では出ません。
これら3人はピアニストで公生がピアニストとして一皮向けるのに必要不可欠な存在であったのですが、
映画ではそれらのシーンはバッサリカットです。
原作マンガは全11巻でアニメ化したときは全22話でした。
これらの内容を全て映画に盛り込むのは無理だと判断して、カットしたのだと思われます。
ですが、これら重要なストーリーをバッサリカットして、ストーリーの内容が薄くならないかはとても心配です。
映画のポスターが残念
そして、最後が映画のポスターです。
まずはこのポスターを見て下さい。
引用元:dx.zitto.jp
原作やアニメを見ていない人たちからすると、何も感じないのかもしれませんが、アニメを見た人たちからすると
「何だこの残念なポスターは?」と思わざるおえない内容です。
アニメをただ真似しただけで、何も工夫が感じられないのです。
それに明らかに不自然だなと思わなかったのでしょうか?
ポスターは映画の顔と言っても過言ではないはずです。
ポスターを見て、「この映画楽しそう」とか「つまらなそうな映画だな」と思うくらい重要なポスターのはずなのに、
何も工夫が感じられないのはとても残念です。
アニメではアニメスタッフのこだわりや底力を感じただけに、映画では残念な要素ばかりが目についてしまうのが現状です。
このブログでは実際の映画を見た後の感想も掲載する予定ですが、映画の内容はアニメと同じくらいとても良い作品になっていることを願っています。
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