四月は君の嘘ネタバレあらすじ感想第38話
※この記事はネタバレを含んでいますので、ご注意ください。
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四月は君の嘘ネタバレ第38話
相座武士は幼いころ、やんちゃ坊主だった。
いたずらに明け暮れ、まわりの園児をこらしめまわっていた。
武士のお母さんが、武士をしつけるために、様々な習い事をさせた。
その中でも武士が適正を示したのがピアノだった。
そこで武士は生涯の敵と出会う。
相座武士、8歳の時である。
武士の選択した曲は
「ショパン エチュード Op.10-12」
武士は幼いころから、コンクールで絵見と公生にコテンパンにされて悔しかった。
これまでは何をしても1番だったのに、あの2人にはかなわなかった。
だから、公生を倒すためにピアノを必死で練習した。
それなのに、2年ぶりにあった公生は理想とは全く違った姿で現れた。
裏切られたと思った。
でもそれは違うくて…
今なら公生が変わった理由がなんとなく分かる。
いつだって、そうだった。
今なら分かる。
裏切られたのではなく、理想以上の姿で現れたのだということに。
呼気が熱い。
脈がリズムを刻む。
細胞が色めき立つ。
全てをぶつけあれるものがある。
全身全霊でぶつかれるスゲー奴らがいる。
武士の演奏は大成功だった。
会場中が異様な空気に包まれた。
その空気に武士は戸惑った。
武士:もう1曲、あるんだけどな…
相座武士は退屈を嫌ういたずらっこだった。
物欲にのせられピアノを習い、これまた物欲にのせられ出場したコンクール。
そこで彼は競い合い、お互いを高める、音楽に全てをささげ、こころざしを同じくする者達と出会う。
そこで、彼は生涯の仲間と出会う。
相座武士、8歳の時である。
四月は君の嘘感想第38話
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武士が公生と再会して調子を落としていた理由。
それは、公生が武士の理想とは全く違う姿で現れたからです。
幼いころの公生は超合金のようで、コンクールで優勝しても顔色一つ変えない鋼の心臓を持つような存在でした。
武士はそんな公生にあこがれて、公生に必死で追いつくために練習をしました。
しかし、2年ぶりに会った公生は超合金でもなんでもなくて…
公生が弾くピアノは、とても人間味あふれる演奏でした。
その姿に一度は失望した武士でしたが、公生の変化した解釈を変え、自分自身もまたピアニストとしてひとつ成長することが出来ました。
12月のコンクールは予選です。
予選での演奏の様子は、武士の部分だけが描かれていました。
もちろん絵見、公生、武士の3人とも予選は通過しています。
本戦は2月です。
本戦の2月までに椿と公生がまた一悶着ありそうです…
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