四月は君の嘘ネタバレあらすじ感想第34話
※この記事はネタバレを含んでいますので、ご注意ください。
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四月は君の嘘ネタバレ第34話
公生は凪(なぎ)にくる学祭の伴奏者にしてほしいとお願いしていた。
くる学祭とは、凪が通っている学校の学園祭みたいなもので、凪が通っている学校は音楽で有名な学校だったため、色々な人たちが見に来る。
凪は学校外からも注目されていたので、学園祭の目玉のような存在だった。
公生はダメもとでお願いしたが、凪はあっさりとOKする。
その日から、くる学祭に向けて二人のレッスンが始まった。
凪はこれまで以上に音楽に向き合い、来る日も来る日も練習に明け暮れた。
電車を待っているときも、レッスンからの帰りも楽譜を見て、音をイメージした。
凪はまわりから期待されていた。
先生からは今年の目玉だと言われた。
学外からは有名な先生も見に来るらしい。その先生に認められれば、一生、音楽の世界で安泰だとも言われた。
くる学祭まであと4日。
曲をものにするまで、あと4日しかない。
凪はプレッシャーに押しつぶされそうだった。
凪はレッスン中に、急に涙がポロポロとこぼれてきて、トイレへ駆け込む。
もう限界だった。
紘子(ひろこ)さんは、トイレで泣く凪を見て、もっとケアするべきだと思った。
紘子さんは少し凪と話しをする。
舞台に立つのが怖いのは一生懸命な証拠だ。
誰だって怖い。公生だって。
悩んでわめいて苦しんでもがき続けて、その先に何もかもが報われる瞬間がある。
たくさんの人に音楽が届いた時、音楽は言葉をこえる。
紘子さんと話しをして、凪はちょっと元気を取り戻すことができた。
くる学祭、当日。
いよいよ凪と公生の出番だ。
凪と公生が選んだ曲は
「チャイコフスキー 眠りの森の美女 ”薔薇のアダージョ”と”ワルツ”」
曲の入りは最高だ。
公生はまだピアノの音が聴こえていた。
しかし、一気に集中力を高め耳から聴こえる音を消す。
その瞬間、音が変わる。
四月は君の嘘感想第34話
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公生がくる学祭に出たいと言ったのは、宮園かをりのせいでした。
公生がお見舞いに行った時に、かをりは「死んじゃう私の事なんか、忘れちゃえばいいんだよ。リセットボタンを押すみたいにポチっと」と言いました。
そんな生きることを諦めたかをりに一発ぶん殴ってやりたい。
そんな思いで公生は、くる学祭に出ることを決めました。
公生の演奏は、渡がかをりと携帯を通話状態にして、音を届けています。
でも、音を届けたいのは公生だけじゃなく、凪もそうでした。
凪も自分にとってのヒーローのお兄ちゃんに届けたい想い、届けたい音がありました。
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