四月は君の嘘ネタバレあらすじ感想第32話
※この記事はネタバレを含んでいますので、ご注意ください。
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四月は君の嘘ネタバレ第32話
相変わらず公生は凪(なぎ)に、ネチネチと事細かく指導していた。
凪はこれまでエリート扱いされてきたので、注意を受けることに慣れていなかった。
ある日、とうとう凪がレッスン中に泣きながら逃げ出してしまう。
凪は神社の階段で座っていた。
公生はトロトロの石焼き芋を持って、凪に謝りに行った。
凪は石焼き芋なんかに屈しないと意固地になったが、石焼き芋の美味しそうな匂いにあっさり屈した。
凪は神社が好きだった。
それは小さい頃、凪の好きな人によく神社で遊んでもらっていたから。
その好きな人がピアノを始めたから、凪もピアノを始めた。
でもその好きな人は今、苦しんでいた。真っ暗闇の中で。
だから気づいて欲しかった。振り向いて欲しかった。
「私がいる」って。
凪は公生に「好きな人はいないんですか?」と聞いた。
公生は「いないよ」と言ったが、いることがバレバレだった。
公生の好きな人はジェットコースターみたいな人だった。
泣いたり、笑ったり、公生は振り回されてばかり。
その人がいるだけで、モノトーンだった世界が、カラフルになるようなとてもまぶしくて、とても強い人だ。
公生、渡、柏木、椿の4人でかをりのお見舞いに来ていた。
そこで柏木が公生が中1の女の子にピアノを教えていることを話す。
公生は凪の扱いがよく分からずに、柏木に女心を相談していた。
そのことを聞いて、かをりが急に怒り出す。
人に教えてる暇があるなら、練習しろと。
公生もムキになって言い返す。レッスン中も家に帰ってからも練習はしていた。
かをりはヒステリックになってさらに怒り出す。
もっと練習しろといったその瞬間、なぜかかをりの目から涙が流れた。
かをり:あはは、なんか変なスイッチ入っちゃった。ごめん。ごめんなさい。
別の日、公生は一人でかをりのお見舞いに来ていた。
公生は不安で不安たまらなかった。
ささいなことでヒステリックになったり、突然泣き出したり、すごく優しくなったり、
今のかをりの姿は母さんと重なる。
かをり:あたしと心中しない?
四月は君の嘘感想第32話
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凪の好きな人。それはお兄ちゃんの相座武士です。
凪は小さい頃からお兄ちゃんが大好きでした。
ピアノもお兄ちゃんがやっていたから、はじめました。
凪にとってお兄ちゃんは誰にも負けないヒーローでした。
でも公生に出会ってから、お兄ちゃんは変わってしまって…
凪は自分のピアノでお兄ちゃんを元気にしたいと思っていました。
あらすじのところでは書きませんでしたが、実はこの32話でかをりが助からないことを医者に告げられます。
かをりがヒステリックになったのは、自分に残された時間が少ないからだったのですね。
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