四月は君の嘘ネタバレあらすじ感想第31話
※この記事はネタバレを含んでいますので、ご注意ください。
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四月は君の嘘ネタバレ第31話
公生は紘子(ひろこ)さんの家で凪(なぎ)を指導している。
公生は性格が悪い上司のように、事細かに凪のピアノにダメ出しをした。
凪は楽譜の指示通りに弾くべきだと主張する。
しかし、公生は楽譜は神でも何でもないという。
楽譜は版元によっても変わることがあるので、絶対に守る必要はない。
そんな公生に凪がぼそっと聞こえないほどの声で言う。
凪:そんな甘っちょろいこと言ってるから、人間におちちゃうんだ。
学校が終わって、公生はかをりのお見舞いに行かなきゃと思う。
そうだ、約束していたカヌレを買わなきゃと考えていると、目の前にかをりが現れる。
心の準備もしていないのに、かをりはいつもふいに現れる。
かをりは渡を待ち伏せしていると言った。
渡はまだ教室にいたので、公生が呼びに行こうとすると、かをりに引き止められた。
かをり:君を代役に任命します。君でいいや。
それから、公生はかをりの買い物に連れ回され、荷物持ちをさせられた。
かをりは病気なのが嘘なのかのように、バーゲンセールの人混みの中に飛び込んでいった。
よく見ると、かをりは制服を来ているということは、今日は登校したということだろうか?
しかし、カバンをもっていなかった。
公生が「カバンは?」と聞くと、学校に忘れてきたらしく、学校に取りに行くことにした。
その頃、紘子さんの家では凪がピアノのレッスン中だった。
紘子さんは凪が本当は相座武士の妹であることは知っていた。
そのことを知って、公生に凪のレッスンをするように指示した。
それは公生に何か変化をくれると思ったから。
今の公生の演奏にはどこか悲しみがつきまとう。
もう悲しみは十分だった。
公生とかをりは夜の学校にカバンをとりに来ていた。
かをりは探検するかのように、校舎を歩いて回った。
「かばんは?」と聞く公生。
焦るかをり。
カバンを学校に置いてきたのはウソだった。
制服を着ているけど、実は登校していない。
病院から許可をもらって、1日だけ外出をさせてもらっただけだった。
それを聞いた公生はかをりに申し訳なく思った。
たった1日だけなら、代役なんかじゃなく、渡を無理にでも連れて来れば良かった。
公生:ごめん。代役じゃなくて、渡を連れて来ればよかったね。ごめん。
かをり:君は忘れるの?病院を抜けだして待ってた女の子を。夜の学校を一緒に探検した女の子を。君は忘れるの?
公生はかをりと演奏したコンクールを思い出した。
かをりは、聴いてくれた人の心にずっと住めるように、聴いてくれた人たちがずっと忘れないように演奏をすると言っていた。
公生:忘れない。死んでも忘れない。
かをり:うん。やっぱり、君でよかった。
公生とかをりは自転車で二人乗りをして帰る。
お買い物をして、2人でコロッケ食べて、男の子に送ってもらう帰り道は星がキラキラしていた。
自転車の後ろ、かをりは公生の肩で泣いていた。
公生は、その涙のわけを聞けなかった。
四月は君の嘘感想第31話
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最初、紘子さんの家に来た時は、藍里凪と言っていましたが、本名は相座凪です。
凪は何をたくらんでいるのかは謎なのですが、何らかの意図を持って、公生に近づいてきました。
武士は公生に再会するまでは調子が良かったのですが、再会してからは調子が悪くなっていました。
きっとそのことをよく思っておらず、何かをしようと近づいたのだと思います。
かをりは久しぶりに外出をしましたが、でもそれはたった1日だけの許可でした。
かをりのふいの涙。
それはかをりの病状が良くないということと、
公生と1日一緒にいて、まだ死にたくないという思いからの涙だったのだと思います。
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