四月は君の嘘ネタバレあらすじ感想第26話
※この記事はネタバレを含んでいますので、ご注意ください。
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四月は君の嘘ネタバレ第26話
ガラコンサートの演奏を終えた公生は控室に戻る。
控室に戻る途中、通路でよろける公生。
疲れで足はガクガクだった。
公生は演奏中におきた出来事を紘子(ひろこ)さんに話す。
ピアノのタッチも
指の運びも
ペダルをキュッと踏むクセも
そのちょっとした公生のしぐさの中に母さんがいた。
公生と母さんはつながっていた。
話終えた後に子供のように泣き崩れる。
紘子さんはそんな公生を抱きしめた。
観客は公生の演奏の余韻にひたっていた。
公生の次に演奏をするのは三池君。
こんな雰囲気の中、演奏をするのは最悪だった。
しかし、三池君は逃げ出したりせずに、演奏をした。
いつもよりも音がやわらかい。
三池君も公生の演奏に心打たれた一人だった。
公生と三池君もまた、お互いが高め合うのだった。
結局、最後まで宮園かをりは来なかった。
次の日、かをりは学校にも来ていなかった。
連絡をとりたくても、よく考えたら公生はかをりの電話番号もメアドも知らなかった。
「(僕は君のこと何も知らないんだなぁ)」と公生は思った。
公生が音楽室でピアノを弾いていると、椿(つばき)が慌てて入ってきた。
有馬早希を失ったことは公生にとって辛いことだけど、有馬公生という演奏家にとっては必要なことだったのかもしれない。
公生の演奏にはどこか悲しみがつきまとう。
最愛の母の死が公生に何かをもたらしたのだとしたら、悲しみが公生を成長させるのかもしれない。
公生が進むとしたら、失って進むのかもしれない。
四月は君の嘘感想第26話
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ようやく母さんの死を乗り越えることが出来た公生。
母さんの死を乗り越えることで、演奏家として表現力や厚みを増すことが出来ました。
公生にとって、母さんの死は辛いものでしたが、演奏家としては成長させるきっかけでもありました。
しかし、ようやく母さんの死を乗り越えた公生に、またしても不吉な予感が走ります。
それは宮園かをりの入院でした。
かをりは来なかったのではなく、緊急入院したため、来れなかったのでした。
かをりはただの検査入院だと言いますが、どうしてもそうは感じられない公生。
もし失うことを代償に成長するのだとしたら、公生が進む道は悲しい道なのかもしれません。
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