四月は君の嘘ネタバレあらすじ感想第15話
※この記事はネタバレを含んでいますので、ご注意ください。
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四月は君の嘘ネタバレ第15話
井川絵見は有馬公生の演奏を聴いてピアノをはじめた。
自分が公生の演奏を聴いてそうだったように、聴いた人が「私もピアニストになりたい」って思ってくれるようなピアノが弾きたかった。
絵見にとって、公生が初めて演奏したときの音はひまわりみたいだった。
あのコと同じ舞台に立ちたい。
私はあのコみたいなピアノが弾きたい。
そしたらきっと…
あのコと同じ風景が見れるから。
響け
響け
私のピアノ
響け
井川絵見の演奏はこの日一番の演奏とともに終了した。
控室に戻ってくる絵見。
演奏の興奮が冷めやらぬまま、公生のところへ行き、胸ぐらをつかむ。
何かを言いかけて、やめた。
今、言葉は蛇足(だそく)だ。
思いは全部、ピアノに込めたんだから。
コンクールは15分間の休憩に入る。
休憩中、宮園かをりはトイレで大量の薬を飲んだ。
休憩後にコンクールの審査が再会する。
公生の出番までもう少し。
選択課題曲は平均律第1巻の15番とエチュードOp.25-5。
過去の公生は難易度の高い曲を正確に弾くことで、アピールしてきた。
だから、井川さんも武士もOp.25-11をぶつけてきた。
今日の公生の選択課題曲は難曲とは言えない。
公生の課題曲は鉛筆を転がして決めた。(かをりが)
かをりは課題曲なんてどうでもよかった。
公生がコンクールにでてさえくれれば。
この空間に身を置けば、否応なく刺激される。
触発されないはずがない。
他のピアニスト達がとどまることを認めない。
止まることを許さない。
だって、公生は演奏家だから。
きっと針は動き出す。
時間は動き出す。
いよいよ公生の出番。
変だな。2年ぶりだからかな。
心臓が脈打つ。
熱く激しく。
あの二人の演奏を観たからかな。
無遠慮に手づかみで、心の奥底を揺さぶってくる。
知らなかった。
音楽がこんなにもカラフルでにおいがあって、
音楽はこんなにも血がたぎるものだったんだ。
公生がまたピアノに向かい合うときがきた。
母さんとレッスンをしたピアノと。
四月は君の嘘感想第15話
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いよいよ公生の演奏です。
母さんが死んで以来、ピアノの音が聴こえなくなり、ピアノを避けていた公生の挑戦。
かをりは公生を無理矢理にでもこの場所に引っ張り出したかった。
無理矢理にでもコンクールにだせば、ライバル達と共鳴し音楽とまた向き合う勇気がでると思ったから。
かをりがやってることは荒療治(あらりょうじ)ってやつですね(*^^*)
野球選手でも打たれるのが恐くて、ボールを投げられなくなることがあるようですが、それを無理矢理にでもマウンドに上げて、とりあえず投げさせる。
この荒療治が功を奏するかどうかはやってみるまで分かりません。
かをりの荒療治が成功するこかどうかは次回以降を読んで確かめて下さい。
それにしても、鉛筆で演奏曲を決めるって…(*^^*)
さすがおてんば娘。破天荒です。笑
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