四月は君の嘘ネタバレあらすじ感想第12話
※この記事はネタバレを含んでいますので、ご注意ください。
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四月は君の嘘ネタバレ第12話
井川絵見、相座武士。
彼らは幼いころの公生のライバル。
コンクールで1位~3位はいつもこの3人だった。
1位はいつも公生だった。
井川と武士は公生に強いライバル意識を持っていた。
「いつかあんたをぶっ倒してやる」
いつもそう思って練習をしていた。
久しぶりに再会する3人。
武士
「久しぶり…だな、有馬」
公生
「えっと…
どちら様でしたっけ?」
公生は井川と相座のことをすっかり忘れていた。
というよりも、もともと二人のことを知らなかった。
譜面通り弾く公生に相座や井川の姿は見えていなかった。
渡がトイレへ行くと公生の悪いウワサを聞く。
譜面通り、作曲者の指示通り忠実に弾くだけで、優勝を奪って評価をあげてしまう。
特に音楽に何かを求める若い世代は、それを快く思わない。
もちろんその中には妬みもあるのだが…
公生は母親が入院してた時、コンクールにたくさん出て、荒らしまわっていたことがあった。
デジタル時計のようにコンマ1の誤差もなく、余韻もない。
ヒューマンメトロノーム。
母親の操り人形。
コンクール仕様。
譜面のしもべ。
“有馬公生”という名前はいつの日か”悪名”になっていた。
いよいよコンクールが始まる。
相座武士の出番は4番目。
武士がはじめて公生に会ったのは小学校3年生の時。
コンクールに出る度に「次こそは次こそは」って手を伸ばして捕まえたと思ったら、蜃気楼(しんきろう)のように遠くにいる。
それなのにある日、コンクールから公生はいなくなってしまった。
それが今日、やっといるべき場所に帰ってきた。
2年間、この日を待っていた。
武士が舞台に上がると会場の空気が変わる。
武士は去年のチャンピオン。
選択課題曲は2曲。
バッハ平均律第1巻13番
ショパンエチュードOp.10-4
武士は毎報コンクールが始まる前、ドイツのコンクールに招待されていた。
ドイツのコンクールにでれば海外に顔を売ることができる。
毎報コンクールは去年優勝しているので、ドイツのコンクールより優先させる理由なんて何もない。
でも武士は毎報コンクールにでることを選んだ。
毎報コンクールには有馬公生がでるかもしれない。
武士の目標は海外でもショパンコンクールでもない。有馬公生だった。
武士の演奏がはじまる。
同じピアノとは思えないくらい他の人と演奏が違う。
バッハにも感じた誠実に音楽と向き合う姿勢。恐れに立ち向かう強靭な意志。
根底にそびえる揺るがない幹。
これが相座武士のショパン。
見てるか?聴いてるか?有馬!
お前のいない2年間。頑張ってこれたのは、いつか帰ってくると信じてたからだ。
俺はお前に追いついたか?それとも遠ざかったか?
また蜃気楼(しんきろう)のように追いかけさせてくれるのか?
俺の憧れでいてくれるのか?
答えてくれ!見つけさせてくれ!さあ…
次はお前の番だ!有馬公生!
四月は君の嘘感想第12話
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久しぶりに再会したライバル達。有馬公生、井川絵見。相座武士。
でも公生は2人のことを覚えていない、というよりも元から知らない。
ライバルだと思っていたのは井川さんと武士だけで、公生の眼中にはなかったのですね。
公生はあっさりと
「どちら様でしたっけ?」という始末です(*^^*)
マンガの中で武士も井川さんもむちゃくちゃキレてましたよ。笑
武士なんてゴジラみたいに口から火を吹いていました。笑
武士が弾いたショパンは以下の動画から聴くことが出来ます。
演奏している人の指がめちゃくちゃ早くてびっくりします。
最初、動画を1.5倍速にしているのかと疑うほどでした。
武士の演奏もこんな感じだったのでしょうか…?
四月は君の嘘 単行本3巻 相座武士演奏曲 ショパン エチュード10-4
次回はもう一人のライバル井川絵見の演奏です。
武士は有馬公生を目標としてずっと頑張ってきました。
井川さんはどういう思いで、公生を見ていたのでしょうか。
次回に続きます。
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