四月は君の嘘ネタバレあらすじ感想第3話

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     四月は君の嘘 手紙全文

    ※この記事はネタバレを含んでいますので、ご注意ください。

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    四月は君の嘘ネタバレ第3話

    公生は体育の授業でバスケットボールを頭に受けて、授業を休んでいた。
    音楽室で仰向けになって、目を閉じている。頭のなかでは、コンクールでの宮園かをりの演奏を思い出していた。
    なんだかイライラしてしまい、「キエーッ」という声を上げる。
    すぐとなりに渡が来ていたようで、驚かれた。
    「何やってたんだよ?」と渡に聞かれ、公生は「別に、雑念を払っただけだよ」と答える。

    渡がハッと感づく。
    「好きな子のこと考えてたろ?タイムリーなかをりちゃんかぁ?わかるよ。かわいかったもんなあ」

    恋愛に関しては渡のほうが一枚も二枚も上手だった。

    公生
    「彼女は渡が好きなんだよ。僕を好きになるはずないよ」

    「そんなのカンケーねぇじゃん。心ひかれるコに好きな人がいるのは当然。恋をしてるから、そのコは輝くんだもん」
    「だから人は理不尽に恋に落ちるんだ」
    公生
    「渡がモテる理由がなんとなくわかった。でも僕には無理だ。」

    「無理かどうかは女の子が教えてくれるさ」

    放課後、公生はまた宮園かをりのことを思い出していた。渡の言うとおりだ。
    気がつけば、茜色(あかねいろ)の雲のスクリーンに…まぶたの裏の暗幕にリフレインする。

    何度も…

    何度も…

    何度も…

    その度に僕の心は…母さんが僕に残したものが散っていくようで…もう一度聴きたいけど、もう一度聴きたくない
    会いたいけど、会いたくない

    四月は君の嘘

    こういう感情を何て呼んだかな
    こういう気持ちをなんて言ったかな

    君は春の中にいる

    四月は君の嘘1

    「友人A」
    宮園かをりがそう言って、話しかけてきた。渡を待ち伏せしているようだ。
    公生は、今日は渡がケイコちゃんとデートすることを知っていた。「渡は部活だよ」と言って、何事もないように収めようとする。
    待ち伏せはなんとか諦めてくれたようだ。ホッとひと安心する公生。
    「君を代役に任命します」

    公生はかをりとCafeに来ていた。かをりは前からこのCafeのワッフルが気になっていたようで、ストロベリーワッフルを見て感激していた。
    「エキストラの次は代役か」と思いつつも、公生は悪い気はしなかった。
    かをりはワッフルをとてもシアワセそうにほうばる。かをりはあんなにすごい演奏家なのに、こうして見ると普通の女の子にしか見えなかった。

    Cafeの中からピアノの音が聞こえてくる。お店の中にはピアノが飾ってあり、小さな女の子二人がピアノをひいていた。
    かをりは女の子のもとへかけよって、すぐに仲良くなる。
    「あのお兄ちゃん、超上手だから、教えてもらおっかー」
    公生は飲みかけたコーヒーを吹き出す。
    「ひいてーおしえてー」
    子供は苦手だったけど、女の子の目があまりにもキラキラしていたので、断れない。
    「じゃあちょっとだけ…」

    かをりの指揮と歌で曲をはじめる。
    さんはい♫
    トゥインクルトゥインクルリールスター♫

    公生のピアノのうまさに、Cafeにいた全員がピアノに耳をかたむける。
    しかし、公生の手が急にビクッとし、演奏をやめてしまう。
    「えーなんでやめちゃうの?カッコ良かったのに。やめちゃだめー」
    公生は小さな女の子に「ごめん。本当にごめんね」と言うことしか出来なかった。

    店をでると、野良の黒猫がいる。公生はなれた手つきで黒猫とじゃれる。昔、黒猫を飼っていた。
    「ピアノはひかないの?」宮園かをりが聞く。

    公生
    「やっぱり君は僕を知ってるの?」
    かをり
    「森脇コンクールピアノ部門優勝。ウリエ国際コンクール2年連続入賞。彩木コンクール最年少優勝。エトセトラ、エトセトラ」
    「その演奏は正確かつ厳格。”ヒューマンメトロノーム”」
    公生
    「よく知ってる」
    かをり
    「常識、同年代で君を知らない演奏家はいないよ。君は私たちのあこがれだもの。どうしてやめちゃったの?」
    公生
    「ピアノの音が聴こえないんだ。ありがちな話でしょ」

    公生は母さんが死んでからピアノが聴こえなくなった。始めは聴こえるけど、途中から集中するほどその演奏にのめり込む程、奏でた音は春風にさらわれた花のようにもつれながら、遠ざかって消えてしまう。聴こえないのは自分の演奏するピアノの音だけ。指が鍵盤を叩く音も鍵盤が沈む音も聴こえるのに、自分の音だけが聴こえない。これは罰。きっとこれは罰なんだ。

    「甘ったれんなっ!」と言いながら、かをりは公生をける。
    「弾けなくても弾け!棒くわえたて弾いたのか!?手が動かないなら足で弾け!!指が足りないなら鼻も使え!」
    「悲しくてもボロボロでもどん底にいても弾かなきゃダメなの。そうやって私達はいきてゆく人種なの」

    「私達…」
    公生はその中に自分は含まれていないと思った。
    かをりを見ていると渡が言っていた「恋をしているからそのコは輝くんだ」という意味がなんとなく分かった気がする。

    ワッフルに恋をして

    日常のささいなことに恋をして

    ヴァイオリンに恋をして

    渡に恋をして

    だから君は輝いているのかな。
    こういう気持ちを何て言ったかな。これは多分、こういう気持ちは憧れっていうんだ。

    かをり
    「よし!決めた!私の伴走者に任命します」
    公生
    「は?話聞いてた?僕は弾けないんだよ!音が聴こえなくなるんだ」
    かをり
    「うるさいなぁ、もう決めたの。おとなしくあきらめろ」
    「友人A君を私の伴走者に任命します」

    四月は君の嘘2

    君は…春の中にいる
    かけがえのない春の中にいる

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    四月は君の嘘感想第3話

    お母さんが公生に残したもの。それは楽譜通りに忠実に引くことですね。公生はコンクールに勝つために、楽譜どおりにひくよう徹底的に鍛えられました。でも宮園かをりは「楽譜どおりにひく」とは対局にいる人間で、彼女の演奏をもう一度聴きたいと思う反面、母さんが否定されているような気がするので聴きたくない。第3話ではそんな公生の葛藤が見られる回でした。

    公生がCafeで弾いたモーツァルトの曲は「Twinkle Twinkle Little Star」
    学校以外では普段、聴くことのない曲ですが、こうして聴くと、とても耳触りの良い優しい音楽のような気がします。

    公生は宮園かをりに対する自分の気持ちをどう表現したらいいだろうかと悩み、だした答えが「憧れ」でした。でも本当は憧れなんかじゃないことは自分でも分かっているのだと思います。「渡を好きな女の子。勝ち目はない」と自分でもそう言い聞かせていないと好きになってしまうので恐い。でもその押さえつけている気持ちがさらに思いを強くしているような、そんな感じだったのではないでしょうか。

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